王子様と灰色の日々
王子様と灰色の日々 (1)〜(3)
著者:山中ひこ 出版:講談社コミックス(ARIA)
【あらすじ】
酒飲みの父、貧しい家。不幸を仕方ないとあきらめ過ごす高校生の敦子は、ある日、自分とは正反対の世界に住む大金持ちの男子高校生・至・遼・信也と出会ったことで運命が反転。敦子が自分に瓜二つなことに気づいた、乃木グループの跡取り息 子・至によって、至の身代わりに仕立てられてしまう。失踪した至の代わりに「王子」となった敦子が、「宮殿」の中で得たもの、そして失ったものとは……? 切なく美しい純愛ストーリー!
(講談社コミックプラスで掲載されている作品紹介を引用。)
※下記、個人的考察・BL発言・ネタバレなどを含みますので閲覧注意。
*******
著者の山中ひこ先生はBLも描かれる方なので、こういう少女漫画で意外とお決まりだったり(?)する男女が入れ替わる作品を読んでみて、新鮮な気持ちになりました。それに、絵が驚くほど綺麗でビックリですっ!!
物語は上記のあらすじを読んでいただければ語るまでもないですが、作品を好きになる過程で最も心を動かされるものは、やはりキャラクターだと思うのです。つまり作中で登場キャラクターに好意を持つということ。
至の異母兄・関内遼
なんですか、この不器用なイケメンは。最初は至を大切に想っている気持ちは恋に近いものなのかな?と思いましたが、彼は感情が顔にしっかりと出てしまう性格のようで、敦子に惹かれてるんだなとすぐに把握。ww
出会った当初は、自分に見せない女の子特有の素顔を知って憎たらしいと感じているようでしたが、その原因が対人恐怖症からくるものだと解ってからは、彼女を大事に守るように行動していて見事に惚れました(笑)
敦子と接している時の遼は、クールでツンケンしている反面、至に成りきろうと頑張っている敦子に優しく接したりする場面もあります。それに、敦子に自分の誕生日を祝われた時はちゃんと付き合ってくれてますしね。
↑加えて、しっかり敦子お手製の料理をお皿に盛っている遼にニヤけが止まりません。もし遼の好物がエビフライなら可愛いですよね〜私の好物であるてんぷらとすり替えてやりたいです。そして足で踏まれたい。←は?
可愛いといえば、敦子も女の子!って感じで、努力する後ろ姿に思わずエールを贈りたくなる子だと思います。私のようなクソムシでも最低限のテーブルマナーは知っていますが、敦子のステーキ乗せには驚いた。ww
・・・可愛いから許そう。
敦子のリアクションはいちいち可愛いですよね。煙草で声を潰そうとしたり、トレーニングで筋肉をつけようとしたり、敦子なりの異常な努力は見ていてハラハラしちゃいますが、胆が据わっていて男らしくもあります。
まあ、第3巻の遼は感情出しまくってて誰よりも男らしくてキュン死に寸前でしたけど(笑)彼、ほんと不器用だなあ・・・そうゆうところが好きなのですが、遼はもう少しキツめのSに目覚めてもいいのでは?←ドM
は、はうんっっ!!
この名シーン、このまま遼が引き返す事なく放置プレイだったとしても、大悟くんは手を出さなかったでしょう。それでも何かを押し殺して言い切ったこの時の言葉・・・それを乗り越え助けに行った遼はまさに勝ち組。
一回でいいから、こんなイケメンに「こいつに触るなっ!」と言われてみたいものですよ。だって、これ以上の独占欲がありますか?これ以上の『俺のもの』宣言がありますでしょうかっ!? ハァッ、ハァッ(鼻息)
—話は変わりまして、信也×至。この二人はBLと言うには少し違った恋模様なのでこの先の展開が重要なわけですが、やはりこの先の遼が一番気になります。今や私にとっての遼は、三度の飯以上です。←気持ち悪い
私の予想だと、敦子が至の顔にそっくりだというのが今後のキーパーソンなのかなと思うのですがどうでしょう。せめて、遼と敦子が報われてくれればなと願うばかりですが、お金持ちの壁は分厚そうですよねぇ。。
けどっ!! 今後の展開に幸せがあると信じて、第4巻に期待しますっ!!
*******
—はい。というわけで、どうもっ!!最近、本や漫画が部屋に溜まりすぎていていい加減に電子書籍用のタブレット(キンドルとか)でも買おうかなと本気で悩んでいる、『嘘つきは笑わない』管理人の眞紅ですっ。
電子書籍はいつでもどこでも手軽に読めるので素敵ですよね。友人と「あの作品のあのシーン良かったよねっ!」なんて会話中にも役に立つこと間違いなしですし、何より本棚を整理整頓しやくて済む!!←そこかよ
まあそんな事はさておき、今日は久し振りに漫画レビューを書かせていただきましたっ。 信也と至サイドも熱く語りたかったのですが、あんまり長々と書いたら後が大変だなと思って(誤字修正とか)割愛しました。
結果、遼の素晴らしさを語ってるだけのレビューとなってしまいましたが(笑)第4巻が発売されたら、その他の登場人物も語れたらなと。
それでは、今日はこの辺りで。次回はとび森レポートを更新する予定なので、よければそちらのシリーズも覗いて頂けると嬉しいですっ。ではでは、長々と最後まで御閲覧ありがとうございました〜っ\( ^ω^ )/♪
- 作者: 山中ヒコ
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2011/10/07
- メディア: コミック
- クリック: 10回
- この商品を含むブログ (10件) を見る
- 作者: 山中ヒコ
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2012/05/07
- メディア: コミック
- クリック: 1回
- この商品を含むブログ (6件) を見る
- 作者: 山中ヒコ
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2012/11/07
- メディア: コミック
- この商品を含むブログ (7件) を見る